開発のヒント

ハードウェア・オプション（例えば、ウォッチ・ドッグ・タイマのハードウェア・スタート / ソフトウェア・スタートの選択）を設定するには、Flashメモリのユーザ・オプション・バイト内の所定のビットに決められた値を書きます。

ユーザ・オプション・バイトの値は、基本的にパワーオン・リセットによって反映されます。システム・リセット（電源が入ったまま、NRSTをロウ・レベルにして、ハイ・レベルに戻す）では反映されません。

ただし、製品によっては、パワーオン・リセット以外の方法でも反映させる条件があります。例えばSTM32L4シリーズでは、パワーオン・リセットやブラウンアウト・リセット時、STANDBYモードやSHUTDOWNモードからの復帰時、またはFlashメモリ制御レジスタ（FLASH_CR）のOBL_LAUNCHbitがセットされた時です。