開発のヒント

リセット、クロック、電源制御

自動ボーレート検出機能

STM32L0xx、L4xx、F0xx、F3xx、F7xxシリーズ等のUSARTには、自動ボーレート機能が搭載されています。決められた1文字を受信すると、自動的に通信速度を検出し、UARTのボーレートを自動的に設定することができる機能です。

具体的な文字は、「最初のビットが‘1’の任意の文字」、「最初のビット列が’10xx”の任意の文字」、「0x7F」、「0x55」の中から選択できます。

この機能は、次のような場合に便利です。

  • システムの通信速度が事前に分かっていないとき。
  • システムが比較的低い精度のクロックソースを使用している場合、このメカニズムによって、クロック偏差を測定しなくても、正しいボーレートを求めることができます。

現在、自動ボーレート機能はこちら以外のデバイスもサポートしております。詳しくはデータシートを参照ください。

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