開発のヒント

リセット、クロック、電源制御

ペリフェラル・クロック・ゲーティング

ペリフェラル・クロック・ゲーティングを使うと、RUN モードにおいて、消費電力を低減するため、個々のペリフェラルとメモリへの HCLKx および PCLKx をいつでも停止することができます。 また、この機能を使うと、SLEEP モードでの消費電力をさらに低減できます。その場合、WFI または WFE 命令を実行する前に、未使用のペリフェラル・クロックを停止しておきます。クロックを停止または動作させるレジスタはペリフェラル・クロック有効レジスタです。

各ペリフェラルは、HCLKx および PCLKx などのクロックに同期して動作します。したがって、供給されるクロックをゲーティングして停止させると動作が停止します。この時、各ペリフェラルの消費電流はリーク電流だけになりますので、クロックが供給されている時に比べてはるかに少なくなります。ただし、ペリフェラルの動作は完全に停止しますので、制御レジスタやステータス・レジスタなどのレジスタの読み書きはできません。

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