開発のヒント

リセット、クロック、電源制御

STM32WB5MMGモジュールのLSE周波数について

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STM32WB5MMGモジュールには、低速外部発振(LSE)が内蔵されており、周波数は一般的な周波数の32.768kHzではなく、32.774kHzです。また、内蔵のLSEを使用する際、LSEドライブ設定を“medium high driving”に設定する必要があります。



LSEの周波数設定
STM32WBシリーズのソフトウェア·パッケージ「STM32CubeWB」に含まれるstm32wbxx_hal_conf.hのLSE_VALUEの値で設定します。

#define LSE_VALUE 32774U /*!< Value of the External oscillator in Hz*/


LSEのドライブ設定
RCCバックアップ·ドメイン制御レジスタ(RCC_BDCR)のLSE オシレータのドライブ能力ビット(LSEDRV)にて以下の様に設定します。

RCC_BDCR[LSEDRV[1:0]])=”10” (medium high)


なお、モジュール品以外のSTM32WBシリーズは、上記内容は該当しません。 詳細に関しては、STM32WB5MMGモジュールのデータシート、および、エラッタをご参照ください。

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