開発のヒント

周辺機能、I/O、メモリ

外部メモリ・コントローラ(FMC、FSMC)のアドレッシング

STM32ファミリに外部メモリを接続する場合(外部メモリ・コントローラ内蔵品)は、図1のように、データ・バス幅に関係なく、アドレスはSTM32マイコンのA0をメモリのA0に接続してください。搭載されているArm社のCortex-Mは8bitデータ・アクセス毎に1アドレス進む(8bit boundary)仕様ですが、接続するメモリのデータ・バス幅に合わせてFMC/FSMC側でアドレスの調整を行います。

hint112-1

一般的なケースとしては、図2のように16bitデータ・バス幅の場合、アドレス接続を1bitシフト(マイコンのA1をメモリのA0に接続)する場合がありますが、STM32ファミリではこの作業は必要ありません。

112-2

過去の開発のヒントはこちら