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オプション・バイトを初期状態に復元する方法

STM32には、オプション·バイト(Option Byte)と呼ばれる不揮発性メモリ領域があります。
シリーズによって項目の差はありますが、さまざまなユーザ設定をマイコンに保存すると、起動時にその設定が適用されます。オプション·バイトはマイコンの動作に大きな影響を与えるため、慎重な管理が必要です。

STM32CubeProgrammerを使用して、出荷時のオプション·バイトをバックアップ (Export)しておくことで、オプション·バイトを出荷時の初期状態へリストア(Import)することができます。
また、STM32H5シリーズやSTM32U5シリーズなど、一部のシリーズの場合は、事前バックアップなしでも、出荷時の初期状態へ復元(Recovery)することが可能です。

オプション·バイトのバックアップ(Export)、リストア(Import)、復元(Recovery)の詳細設定方法は、STM32CubeProgrammerのユーザ·マニュアル(UM2237)、またはST Communityの記事をご参照ください。

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