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STの半導体デバイス、磨き残しを見つけるOral-Bのスマート電動歯ブラシに採用

・マイコンと加速度センサが効率的な歯磨きをサポート

2016年10月13日

多種多様な電子機器に半導体を提供する世界的半導体メーカーのSTマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、Oral-Bのスマート電動歯ブラシに製品が採用されたことを発表しました。この電動歯ブラシに搭載されたSTのモーション・センサおよびマイクロコントローラ(マイコン)が、より健康的な歯磨き習慣を定着させます。

歯磨きを正しく行わないと、口腔衛生に悪影響が生じます。スマート電動歯ブラシ「Oral-B GENIUS」は、歯科専門家が推奨する歯の磨き方をサポートし、一般的な口腔内の問題を抑制するため、革新的な位置検出技術、トリプル圧力コントロールおよびプロフェッショナル・タイマを統合しています。

STの低消費電力3軸加速度センサが、歯磨き中に歯ブラシのハンドル方向を常時検出します。STの8bitマイコンSTM8は、加速度センサが検出したデータの前処理、およびOral-B GENIUSのハウスキーピング機能を実施します。STM8は、小型化を可能にするSTの高性能パッケージング技術を採用しています。

STのアメリカ地区 セントラル・セールス部門バイスプレジデントであるKevin Gagnonは、次の様にコメントしています。「歯科専門家が推奨する方法で歯磨きができる電動歯ブラシを通じたパーソナル・ヘルスケアへの貢献は、半導体技術が私たちの暮らしの向上に役立っている一例です。Oral-B GENIUSは、Oral-B技術チームの卓越した創造性を実証すると共に、多様な革新的製品の開発・製品化にSTのソリューションが適していることを証明しています。」