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低コストで使いやすい8bitマイコン用開発ボードを発表

2019年12月4日

STマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、汎用8bitマイクロコントローラ(マイコン)であるSTM8向けの新しい開発ボード「NUCLEO-8S207K8」を発表しました。簡単に使えるNucleo-32シリーズの新しい開発ボードにより、さまざまな設計をより迅速かつ容易に、低コストで開始することができます。

NUCLEO-8S207K8は、利便性の高いUSB接続で給電およびデバッグが可能です。ST-LINKデバッガ / プログラマを搭載しているため、外付けのデバッグ・プローブが不要な上、プログラムをドラッグ・アンド・ドロップでFlashメモリに簡単に書き込めます。Arduino™ Nanoピンを備えているため、一般的なシールドを使用して容易に機能を拡張でき、オープンソースを活用することもできます。また、IAR Embedded Workbench for STM8Cosmic CXSTM8といった主要な開発環境ツールチェーンに対応しています。

STM8マイコンは、高性能8bitプロセッサ、最大128KBのFlashメモリを含む大容量メモリ、STM32マイコン・ファミリと共通の最先端ペリフェラル(タイマ、アナログ・ペリフェラル、CAN2.0B、デジタル・インタフェースなど)を搭載しており、スマート・センサやアクチュエータといった、消費電力、スペースおよびコストに制約のあるアプリケーションに広く使用されています。

STM8 Nucleo-32の最初の開発ボードとなるNUCLEO-8S207K8は、32ピンのSTM8S207K8マイコンを搭載しており、12本の高電流出力ポートや、複数のキャプチャ・コンペア・チャネルなどを提供します。

NUCLEO-8S207K8は現在、販売代理店またはSTから入手可能で、価格は約10.32ドルです。詳細については、ウェブサイトをご覧ください。

STM32およびSTM8は、STMicroelectronics International NVもしくはEUおよび / またはその他の地域における関連会社の登録商標および / または未登録商標です。STM32は米国特許商標庁に登録されています。