STM32 超低消費電力マイクロコントローラ

STの超低消費電力マイクロコントローラ・プラットフォームは、ST独自の超低リーク電流技術と電力効率に最適化されたプラットフォーム設計に基づいて構築されています。

超低消費電力マイクロコントローラは、STM8L(8bit独自コア)から、STM32L0(Arm® Cortex®-M0+)、STM32L1(Arm® Cortex®-M3)、STM32L4(32bit Arm® Cortex®-M4)まで幅広いラインアップを展開し、エネルギー効率に優れたアプリケーションに対し、性能、電力、セキュリティ、およびコスト効率の間のバランスを、豊富な選択肢とともに提供します。さらに、STM32L5(Arm® Cortex®-M33)は、この豊富なポートフォリオに追加された最新製品であり、Arm® TrustZone®とST独自の専用IPにより、セキュリティ機能が強化されています。

STM8L/STM32Lソリューションは、-40℃~125℃の範囲での動作を保証し、かつ高温動作状態でも消費電流の変化が業界で最も小さく、極めて低い消費電流が広範な温度範囲において実現されます。これらのマイクロコントローラは、SRAMでデータを保持する最小電力モードにおいて業界で最も低い消費電流170nAを達成しました。ウェイクアップ時間の短縮化にも配慮されており、ストップ・モードからわずか3.5μsで通常動作に復帰できます。

STM32L5シリーズの強化されたセキュリティ機能は、Arm® Cortex®-M33とTrustZone® for Armv8-Mをベースにしています。この新しいコアとアップグレードされたST独自の ART Accelerator™(外部メモリもサポート)により、STM32L5は442CoreMarkのスコアを達成しています。

STM32L4シリーズは、STの超低消費電力プラットフォームの優れた特性に加えて、DSP命令セットおよび浮動小数点ユニット(FPU)による100DMIPSの処理性能、大容量メモリ(最大1MBのFlashメモリ)、革新的なペリフェラルなどにより、処理性能および機能が強化されています。

STM32L4+シリーズでは、より高い性能(内蔵Flashメモリからの実行で120MHz/409CoreMark)、より大容量の内蔵メモリ(最大2MBのFlashメモリ、640KBのSRAM)、より高度なグラフィック機能を、超低消費電力の特性を損なうことなく提供し、STM32L4シリーズから性能、機能を強化しています。

STM32L0シリーズは、エントリ・レベルのアプリケーション向けに、低消費電力のソリューションを提供します。最小14ピンの小型パッケージで提供され、8KB~192KBの幅広いFlashメモリ容量が選択可能で、超低消費電力の特性を競争力のあるポートフォリオに融合させた製品です。