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新機能SWPIMの紹介

STM32L4シリーズから、新たに搭載されたSWPMIの使い方を簡単に説明します。SWPMIは、マイコンにスマートカードを接続するために使用されるインタフェースです。

ETSI TS102613のシングル・ワイヤ・プロトコルに準拠し、マスタ・モードで全二重シングルワイヤ通信インタフェースを可能にします。

スマートカードのC6コンタクトでの単線全二重通信は、100Kビット/秒から2Mビット/秒までです。

      

SWPMIを使うと、2Mビット/秒までの全二重通信のためのスマートカードへの容易な単ピン接続が可能になります。
STM32は、Class B(VDD = 3 V)またはClass C( VDD = 1.8 V)の両方の動作電圧の供給をサポートしています。ユーザーはどちらかを選択する必要があります。

STM32はSWPMI専用の1.8Vレギュレータを内蔵しており、Class B(VDD = 3 V)が選択されても、SWPピンの電圧は常時1.8Vに保たれます。

※機能・仕様の詳細はリファレンスマニュアルとデータシートを、ご参照ください。

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